只今、同年代の周りの方たちが絶賛介護中。
私も現在、要支援の母と暮らしていて、その前もアルツハイマー型認知症の父と暮らしていました。
母の場合は若干身体が不自由だけど、普通に暮らしています。けど、買い物や通院などは付き添いはしています。
父が認知症の診断を受けてから約8年かけて、ゆっくりゆっくりと進行していきました。
急激に進行する前、まだまだその現実が受け入れられなかった頃、父に対して暴言を吐いた事もありました。今でもこれは大後悔T_T
父に行動や言動がどうしても受け入れる事が出来なかった。
今振り返ると、元々そういう受け入れがたい行動も言動もするような人ではなかったから、病気がそうさせていたんです。
当時の私にはそれが分からなかった。いや、分かろうとしていなかったんですよね。
ある時父が
頭の中がどうなっとるんかわからんのんじゃ。
何が起きとるかわからんのんじゃ。
忘れる事がよーけあるんじゃ。
と言った時、やっと気が付いたんですよ。
あー、一番つらいのは本人なんだ・・・
って。
長年連れ添ってきた母は、なかなか受け入れられなかった。
24時間一緒にいた母と、日中職場に行っている私とでは感じ方が違っても仕方ない。
ほんと、あの頃は皆辛かったな。
受け入れてからの私は強かった。強くならないとやっていける自信がなかった。
そして、この両親が穏やかに暮らしていけるのはどうしたらいいんだ?と考える事が多かった・・・
考えて考えて出した結論は、私が笑って笑顔で過ごして、父が不安に思う事を減らす事、母の不安も受け入れる事、これに徹しようと思いました。
とは思っても、私も人間時には壊れそうになる事も多々。
そうした時にはケアマネージャーに相談に乗ってもらったり、友人に聞いてもらったり・・・それでまたリスタート出来たんですよ。
介護真っ只中の方たち、一人で抱え込まず周りの方たちに助けてサインを送ったらいいんですよ。
自分が壊れてしまったら、倒れてしまったら元も子もないもんね。
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