今年も残すところ2ヶ月、気付いたら肌寒くなってきて、季節の移り変わりを感じる今日この頃。
1日は父の月命日。
亡くなってから2年と少し過ぎたけど、未だに
あーお父さんいないんだー
っとふとした時に思ってしまう。
父はアルツハイマー型認知症でした。
大変な事は色々あったけど、不思議なもので今は楽しかった事しか思い出さないんだよなー。人間ってそういうものなのかも。
父の介護で何が一番大変だったのかというと、病気を受け入れる事でした。
この受け入れるって事がほんとに出来なかった。何がきっかけで受け入れたのかはよく覚えてないけど、受け入れた事で自分自身が楽になったのを覚えています。
そりゃそうよ、あんなにしっかりしていた父なのに出来ない事がどんどん増えていったんだもんな。
私の事も母の事も、家の事も何もわからなくなってしまったんだもんな。
父の事は大切に思っていたけど、同時に私も生きていかなきゃいけないし、私にも感情があるし・・・気持ちのやり場というかもっていきようがなかったんだよな。
今現在、介護をされている方に言いたいのは、無理をしないで と 周りの声を聞いて かな。
知らず知らずの間に無理していたり、進行に気付かなかったりっていう事が多々あると思う。私達もそうだった。特にケアマネージャーの方が言ってくれる事はよく聞いたほうがいい。まだ大丈夫 って思わないほうがいい。
それに、介護する側が倒れたら何にもならないもんね。
それと、介護経験者の方とお話する事をオススメします。
経験者の方は、便利なモノや知恵をたくさんお持ちですよ^^ そんなにお金をかけなくても、ちょっとした工夫や知恵で乗り切れる事だったあるもん。
私の経験上だけど、朝晩の寒暖差の大きい時期や低気圧が発達してくる時期は、認知症の症状が出やすかったです。あくまで経験上なので、理由ははっきりしません。
今、高齢者の6人に1人が認知症と言われています。高齢化社会が拡大しているので、この数字はもっと上がるんじゃないかと思っています。
認知症の方もそのご家族もどうか穏やかな暮らしができますように。
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