介護についての相談をされる事が多いです。
3年前に亡くなった父は、アルツハイマー型認知症でした。
介護期間としては約2年、この期間が一番大変でした。
主に介護をしていたのは母、私は母のサポートという感じです。
後、知恵を出していたかな。
在宅介護だったので、家族が少しでも快適に暮らせるよう色々考えました。



つい先日も職場の方から『ショートステイってどう思う?』と聞かれました。
私は『1日で早く、一度は経験しておいたほうがいいと思うよ。お互いのためにもね。』と答えました。
認知症の在宅介護は気の抜けない時が多かったので、ショートステイを利用した時は私たち介護者がゆっくり休める時でもありました。
父がショートステイへ行っている事をいとこと話した際
おじちゃん的にはショートステイはどうなんだろうね?
でも、おじちゃんも絶対的に大切、家族も絶対的に大切。
と言われた事がありました。言われた時は意味がわからなかったけど、おそらくショートステイに行く父が可哀そうと言いたかったのかなと思います。
知らない人たちや経験した事のない方達から言われたくない言葉だったなー。それも、身内が言う?と思ったもんなー。←私、根に持つタイプだから絶対忘れない。
私は、ショートステイや施設を利用するのは大賛成です。
時には専門的な方達にサポートしてもらう事は大切な事だと思います。
介護者も被介護者も気持ちを持った人間だもの、時には適度な距離も必要なんですよ。
特に認知症の方の場合、予想もつかない事が起きる事がしょっちゅう。目を離せない時もしょっちゅう。24時間張り詰めた時間を過ごす事が多いです。
未だに 施設は可哀そう と思われる方がいるのも事実。施設にもよると思うけど、私は施設に行って良かったなと思う事のほうが多いです。
特に父が入所していた施設は、大当たりの施設だったと思います。
介護で頑張っている方、頑張りすぎないよう適度に力を抜いてほしいです。
そしたら、また気持ちをリフレッシュして介護に向き合う事ができます。これ、経験者だから言えること。
一人で考え込んだりため込まないで、吐き出してくださいね。
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