守り木 クスノキのパワー

庭のこと

キミコの空家には色んな木があります。

大小さまざま。

その中の巨大な1本クスノキ。樹齢・・・100年くらい?なのかな。

 

 

父が子供の頃からそこそこ大きかったらしいので、多分100年は越えていると思われます。

高さはおそらく5~6m。2階の高さとほぼ同じ。

ここの土地の守り木なんでしょうね。

 

このクスノキさん、昨年事件を起こしました。

その事件とは・・・

 

トイレを詰まらせた( ̄□ ̄;)

 

 

なんで?と思うでしょうが・・・私もなんで?と思いましたよ。

 

事件は昨年10月、母と初めて母娘旅に出る前日の夜、突然トイレが流れなくなったのです。

原因はわからないけど、とりあえず『スッポン買って来る!』(←ほら、トイレをスッポンスッポンするやつ)

と出かけようとしたら、

 

ちょっと来て!!

 

と叫ぶ母・・・

母がトイレの汚水槽?の蓋を開けいて、まぁびっくり(◎o◎)

 

 

小さい木の根が絡み合って、長さ40~50センチ、幅10センチ弱の

塊になっていた!

 

まるでオオサンショウウオ!!

 

 

その絡み合った根が流れを邪魔していたのです。

 

最初見た時は何かの死骸が紛れ込んでる?と勘違いする位の大きさ。

そして不気味さ・・・

なのに、何故それがクスノキの根とわかったかというと、

 

クスノキの匂いで充満していて、汚物の匂いがゼロ!

 

ほんとに臭くない!

 

恐るべしクスノキの消臭パワー

恐るべしクスノキの威力

 

 

汚水槽のわずかな繋ぎ目から少しずつ伸びて・・・千切れて・・・伸びて・・・千切れて・・・を繰り返してこの大きさになったんでしょう。

母もこんなの初めてと言っていたので、おそらく20年~30年かけてたまっていったんだろうな。

 

ゴム手袋をはいて、火ばしを駆使して取り除きました。

撮影するのを忘れるほどの驚き。

 

この汚水槽とクスノキは距離にして2~3m離れているけど、この土地の下はこのクスノキの根が張り巡っているんでしょうね。

汚水槽の繋ぎ目からはみ出るくらい力があって、この土地を守っていてくれるのかもしれません。

 

この木も何年かに一度、枝払いをしていたけど近年手付かず状態でした。

さすがの私もこの木には手を出せません。ケガするわ。

そろそろ手を入れる頃なのかもしれないなぁ。

 

その事件以来、半年に一度くらいで汚水槽を開けてみるけど、少しずつ伸びているんですよね。

繋ぎ目ぐるりと爪楊枝くらいの根が伸びているんです。

それを10年単位でほったらかしてたら、そういう事にもなるわな。

 

その時、他の下水槽とか見てみたけど、そちらには根が出ているという事はありませんでした。

という事は・・・

 

キミコの空家の人達の肥料は、いいのかもしれん・・・

 

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