キミコの空家から車で少し走った所に江戸時代から続く港町があります。
ドラマ・映画でも撮影に使用されている所が多々。
そんな港町でお祭りがあったので、母を連れてちょいと行ってきました。
この町にはその昔フェリー乗り場があって、母の実家・阿波の国へ行く時はそのフェリーを使っていたのでよく通っていた場所。
おおよそ40年前とはすっかり様変わり。
この港町は、江戸時代には、北前船による綿花、ニシン粕の中継取引港として、また、海を隔てた讃岐金毘羅参りをする人々の宿場として大いに繁栄しました。
今でも当時の商家やニシン蔵などが残されていて、港町の雰囲気がよく残っています。
でも、そんな町並みを歩いたことはなかった・・・
今回初めて歩いた^^;
この地域に伝わる民謡で、むかしはその民謡に合わせて踊りを踊っていたそうです。
今でもその民謡は多く歌われているけど、踊りはほとんど踊られることもなくなり、かつて踊られていた方は皆さん高齢で、伝えていくにはギリギリのタイミングだったそうです。
覚えている方は数名だったらしい。
そこで数名の方がこの踊りを後世に伝えていこうとイベントを企画して、町おこしでこの「宵い灯り」を開催されたそうです。
母の知り合いの方が実行委員に加わっていて、その方は10年以上前、この民謡の大会で優勝された方。馴染みのあるこの民謡が宝物で、だからこそ残していきたいって思われていたそうです。
小学生~高齢者まで色んな年代の方が、浴衣と傘で踊られてました。
なかなかよかったです。
町並みの軒下にはお提灯も下がっていました。
港町は割と気難しい方が多いいイメージだったので、このイベントをよく成功させたなって思います。
このイベントで改めてこの町並みをみて、この町のイメージが変わりました。
最近は移住者を募っているらしく、人気の町にもなっているみたいです。
町おこしは継続していかないと意味ないので、「来年もやるよ」って言われてました。
実行委員会の若い方達が笑顔でキラキラしてたなぁ~
私にもあんな頃があったのかなぁ~、若いって眩しいなぁ~
コメント