2年前の今日、愛犬ミニチュアピンシャーのクロ犬が虹の橋へ行きました。
遠い昔のように感じるけど、まだ2年しか経ってないんですよね。
享年17歳6か月、犬生としては長かったほうかな。
手がかからない、病気知らずのクロ犬。
ワガママでオレ様気質で、なのにビビリなクロ犬。
体重が3.2キロでミニピンの中でも極小サイズでした。
このクロ犬、保護犬でした。キミコの空家では保護犬っていう意識は全くなく、お空に行ってから保護犬だったっていう事に気付きました。
元々は兄家で飼われていて、当時兄一家はペット可のマンション住まいでクロ犬を飼い始めました。
このミニピンは警戒心がとても強く、よく吠える犬でした。
本当に小さな番犬。
この鳴き声がうるさいと近隣の方から苦情がきて、犬をなんとかしてくれと・・・。
一晩は姪1号が車で一緒に過ごしたようで、その後母に電話があり、我が家で受け入れる事になったのです。
兄一家がどういういきさつで、このクロ犬を迎えることになったのかはわかりませんが、おそらく飼育環境やミニピンの特性などの細かい説明がなかったのかもしれません。
当時は姪・甥が小学生というやんちゃ盛りで、クロ犬も一緒にはしゃいで“吠え”に関するしつけが出来なかったのかもしれません。
クロ犬の場合は我が家で受け入れが出来たから良かったけど、もしも我が家へ連絡が無かった場合は・・・想像したくないような事になっていたかも。
犬を飼う予定のなかった我が家へ突如やってきたクロ犬。
昭和初期生まれの父は『犬は外で飼うもの』だったので、最初の1週間は玄関で過ごしていました。
一週間後、帰宅した私が目にしたのは居間で父と寛いでいるクロ犬。
『小さな身体で外は可哀そうじゃ』と・・・。
それからは、もう我が物顔で家の中で過ごし、お天気がいいと庭を駆け回って虫を追いかけたり、日向ぼっこしたり・・・。懐かしい。
ウチに来て、どうだったんだろう。楽しかったのかな。幸せを感じてくれてたのかな。
そんな保護犬だったクロ犬、生きていたら今年で20歳。
20歳までいくと思ったのになぁ~。
看取れたって事は、飼い主の責任を全うできたと思います。寂しいけど。
今日は大好きだったイチゴをお供えして、お空で父とどんなふうに過ごしてるか聞いてみよう。
教えてくれるかな。
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