父の月命日 父が言った忘れられない言葉

家族のこと

 

新年明けて一ヶ月が過ぎ、もう二月(◎_◎;)

一月~三月は本当にあっという間に過ぎていきますね。

そして、1日は父の月命日。

毎月1日(1日に行けない日はそれより前)にお墓参り。

 

父は、晩年アルツハイマー型認知症でした。亡くなる前3年位が一番大変だったかな。

その頃から私の生活スタイルが一変して、コロナ禍ということもあり家で過ごす時間が長くなっていきました。

それまでの私は、休日は・・・特に連休になれば旅へ、普段の休日は友人と出かけたり、お一人様でふら~と出かけたり、独身をいい事に気ままな生活でした。あ、仕事はちゃんとしてましたよ^^;

家で過ごす時間が長くなるにつれて、父の病状も進行していき、まさに母とタッグを組んでの介護。

母は父に付きっきり、私はそれ以外の家仕事をやり、母とは同志に近い関係でもあったかな。

あの時期を二人で乗り越えたから、今ケンカしながらも仲良く、母には残りの人生楽しんでもらいたいという思いがあるのかも。

大変な介護でも、父への尊敬と感謝があったからこそ出来たのかなとも思います。

 

そんな父の晩年に言われた言葉で今でも忘れられない言葉があります。

 

「おかあを頼むな」

こちらの方言も含まれるけど、「母の事を頼む」と言う事。

自営業だったので、24時間一緒だった両親。お互い片腕と思っていたのでしょう。徐々に記憶が無くなっていき、頭の中が混乱している自分に気付いていたようです。

思考回路が繋がっている時、私と二人の時よく言っていました。

父の願い通り出来ているかわからないけど、私なりに出来る事はやっていきます。

 

「負債はないか?」

この言葉は、父が入所している施設に行った時に言われた言葉。

この頃、母と私の事がほとんど記憶の中から無くなっていて、思考回路が繋がることもほぼ無かった時期でした。

それなのに、「負債」と言う言葉が出てきて驚いたのを覚えています。自営業だったから、資金繰りに苦労していた時期の記憶が鮮明なのかな。

 

 

空から見ているであろう、父とクロ犬・ピン、どんな生活をしているのか、私達を見て何を思っているのか気になります。1人と一匹、のんびりしてくれていたらそれでいい。

残された者の役目として、「おかあを大切に」「負債をもたないように」しっかり歩いていくね。

 

 

 

 

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