片付けの中で見えた、ふたつの人生

家族のこと

 

先日、叔母宅の片付けに行きました

当初は2日間手伝いに行く予定だったけど、思いのほか早く終わって

1日だけで終わりました ラッキー☆

その分、家仕事が出来る♪

 

片付けから戻り、夕飯の際、母がポツリとヒトコト

 

あの子は良い暮らしをしてたのね。

余裕のある暮らしをしていたんだわ。

と何とも言えない表情で言いました

 

当時叔母は、母たちの叔父にあたる会社に夫婦で金庫番として勤めていました

当時は高度経済成長の真っただ中、繊維業を営んでいた会社は

それはもう羽振りがよかったようです

一方母は、父と共に繊維業の町工場を自営でやっていました

働いて働いて働きづめ

子供たち(私たちね)が寝た後も夫婦でミシンを踏んでいたようです

 

どうして母がそんな事を思ったのかというとですね、片付け物の中から

作家物の焼き物や、ブランドのバッグやスカーフ、宝飾類などが出てきたからでしょう

そして、大きな箱に入った茶道の師範のお免状の数々

あれだけのお免状となると、相当お稽古もしたでしょうし、お金もかかったでしょう

あと、高級そうなお茶道具一式

身体が不自由になってから、お茶の事は一切しなくなりましたけど

 

お父さんと共に働き詰めの人生だったけど、

私にはこの人生のほうが合っていたと思うんです。

そして今はこうして、貴女が他所のお宅の事まで手伝ってくれる

そんな子供を育てた私のほうが幸せだと思うんです。

とも言いました

私には兄がいるけど、兄は家の事は一切見向きもしません

親の介護の事も全て私任せ

変に口出しされるより、そっちのほうが私的にはいいんですけどね

 

母と叔母は同じ家に生まれ育って、人生の終盤で全く違う人生を歩んできたと

改めて感じたのでしょう

それぞれの人生のどっちが幸せかはわかりません

それぞれ感じ方も違うでしょうし

人と比べたところで、今更どうにもならんしね

 

ただ、母がしょんぼりと言った一言の後、今が幸せだと言ってくれたのが救いです

やっぱり人生って山あり谷ありで、最後は帳尻合ってくるんだなと思いました

良い時ばかりじゃない、悪い時ばかりでもない

そして、人の役に立とうとする気持ちがある人には、少しだけ良い時が多いいのかもしれない

そう思うんですよね

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