お盆が終わり日常へ|ご住職の「同行二人」の話と、出来事の受け取り方

日々のこと

 

お盆から一週間が過ぎ、
お盆設えを仕舞い、日常の家中が戻ってきた感じがします

 

お盆は設えをするのも仕舞うのもなかなかの仕事

休日でなければなかなか出来ませんね

祭壇を組み、高坏やお膳セットの塗り物を出し、花立や灯立などの金物を出し、
灯籠を組み、それぞれにお供え物の準備

仕舞う時はその逆

4回目ともなると、だんだんと手順にも慣れてきました

 

その中でも出し入れの作業で一番緊張するのは掛け軸

我が家は真言宗御室派で、掛け軸は3本

 

 

真ん中は 十三仏様 の掛け軸
亡くなってから行う13回の法要(初七日~三十三回忌)で、故人を導いてくれるとされる13の仏様が描かれています。

向かって右側が 四国八十八箇所御朱印 の掛け軸
両親が周って御朱印を集めたものを表装したものです。

左側は 南無遍照尊 と書かれた書
先代のご住職が父の死去に際し、書いてくださいました。

 

この掛け軸、いずれも同じものは二つとありません

バチ当りかもしれませんが、市場価値はほとんどない・・・^^;

けど我が家にとっては、んーーーーー家宝なのかも

まぁね、家宝って価値だけじゃ計れないものなのかもしれませんね

 

今年の精霊送りは、お盆行事4回目で初めて参列しました

1回目はコロナ禍で檀家は列席できず
2回目は台風の大雨でこれまた檀家は列席できず
3回目は叔母の葬儀で列席できず

そして4回目にして初列席

 

 

故人の3回目のお盆を迎えた檀家さんが、お盆提灯をお寺に納めるんです

我が家はお盆提灯を昨年納め、切子灯籠はこれからもずっと灯します

 

 

お堂を囲む縁側にずらーっと吊るしてある提灯は、とてもきれいでした

皆さん、これを目印に帰って来るっていうのがよくわかりました^^

 

お寺に行くと、ご住職のお話がとても楽しみです

ある檀家さんが四国八十八カ所を回られていたんです。
途中、「同行二人」と書かれた山谷袋の紐が切れたそうなんです。

「同行二人(どうぎょうににん)」とは、四国八十八カ所の霊場をめぐるお遍路旅で使われる言葉で、
『たとえ一人で歩いていても、いつも弘法大師がそばにいて、一緒に旅をしている』という意味です。

 

皆さまは、紐が切れた時に何を思いますか?

その方は、あーお大師さんが何かをお知らせしてくれたんだ、

気を付けて旅を続けなければいけないな。
と思ったそうなんです。
お知らせしてくれてありがとうって思ったそうなんです。

この出来事をこの方は、「お知らせしてくれてありがとう」と受け取りました。
一方、同じ出来事があっても「なんだか不吉だわ」と受け取る方もいます。

同じ出来事が起こった時、受け取り方次第で結果が全然違う方向に行くんですね。

このプラスの受け取り方こそ「信仰」なんです。

最近は「信仰」というと、いささか怪しく思われますけどね。

 

いうお話をされていました

確かに受け取り方をプラスに転換することで、後の自分の気持ちが変わってきますもんね

普段からポジティブを心がけていますが、それも「信仰」だったんだな~

 

精霊送りの帰りご住職のお話になって

 

ご住職の紐が切れた話、私、早く結ばなきゃって思ったのよ。

お母さんはどう思った?

帰ったらすぐ縫わなきゃ、頑丈に継ぎ合わせなきゃって思ったわ。

どうやら二人とも、とにかく修復して先に進もうと思ったようです^^;

でも、よく考えたら、修復している途中に「これ、お知らせかもしれない。気を付けないと。」とは思うはず

結局、母娘とも現実的なんです^^;

何か起きたら、まず直す

そして、その出来事から何かを受け取る

それも我が家なりの「同行二人」なのかもしれません。

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