「帰省したので、ラーメン&お茶しませんか?」
と久しぶりに後輩から連絡がありました。
毎年この時期に帰省しているけど、
4月~11月までが繁忙期で日本全国飛び回るので、3月が一番気持ちに余裕があるのかもしれないな。
このラーメンは後輩君が大好きな食べ物。一時期ラーメン王子と呼んでいたけど、もう王子なんて年齢ではナイ。
普段は関東地方で生活しているので、キミコの空地方に戻ってきて私に会うのは
地元情報が知りたい
らしい。
特に変化のない地元だけど、それなりにちっちゃなニュースはあるワケで・・・
私に会うもう一つの理由は
介護のアドバイス
が欲しいから。
彼のお母さまが2年前、レビー小体型認知症と診断されました。
今は日常生活が普通に送れているけど、同じ事を何度も言ったり、あれ?と思うような事が増えてきたみたい。
普段は彼の妹さんとお母さまの二人暮らし。
時々もう一人の妹さんと、その彼が帰省するって感じなのかな。
デイサービスの事、施設の事、普段の生活の事などなど色々話をしたけど、やっぱり一番は
否定はしない
事だと思う。
これって、ものすごく、ものすごく、ものすご~く難しい事なのが私にはよくわかる。
しっかりしていた親がワケわからん事を言い出して、ワケわからん事やりはじめて、
違うでしょっ!
って言いたいのは、言ってしまうのはものすごく分かる。
私も言ってたし。
経験者からするとこの小さな否定が後々大きなケンカに発展するというのは多々あること。
否定をしないっていうのが、第一の壁と言っても過言ではない。
まぁね、自分が言われても何でよ!ってなるだろうしね。
人付き合いでも一緒ですよ。自分がイヤな事は人にしない。
後、
介護者の休む日を作る
を考えてとも言いました。
1対1介護は考えているより負担が大きいと思う。特に気持ちの面。
今はまだそこまでじゃないから大丈夫って言ってるけど、それが間違い・・・
個人差があるけど、明らかに進行する認知症。
家族としては毎日の事だから、これが普段の生活と麻痺してくる。
現に我が家ももうギリギリの状態だったみたい・・・←ケアマネが言ってた
あまり先々の事を考えても仕方ないけど、今回この2つだけは伝えておきました。
大切な親を思っているからこそ、これから先どうしていったらいいのかを相談したかったみたい。
ただ、一番寄り添ってあげないといけないのは、毎日介護をしている妹さんのこと。
それと当然、お母さまが楽しく過ごせること。
これにつきるね。
次の段階に進行した時には、またその時話しようーってその日は別れました。
偉いよ。その彼は。
離れているけど、時間がある時は帰省して少しでもお母さまのそばに居ようって気持ちがあるもの。
なかなかそんな息子いないよ。
我が家なんて・・・・・・・・・・・
ま、えっか。
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