四国八十八か所の掛軸

行事のこと

お盆最終日の今日は日本列島大荒れ。

イトコがお参りに来てくれる予定だったけど、公共交通機関の運休で来れなくなり、静かなお盆最終日を過ごしています。

夕方から精霊送りがあるだけで、のんびり過ごしています。

雨が降るとお山も畑も行けれないので、休養日~^^

 

この祭壇も今日までで、明日からは父とクロ犬はお空に戻ります。

我ながら今年の初盆に向けてよく頑張りました。お霊供は母が頑張りました。

たくさんお供えもいただいて、父も喜んでいるでしょう。

 

 

祭壇の右に掛けてある四国八十八か所の掛軸、30年位前、両親が回って作ったものです。

最後高野山で結願して、そのまま押し入れに眠っていたんだけど、昨年表装してお軸にしました。

今年の初盆でデビューです。

じっくり眺めるとそれぞれに個性があってなかなか面白い。

 

この八十八か所の納経所、なかなか混んでいるらしく、特にのんびり屋で人のいい父はいつも出遅れたらしい。

 

 

お父さんがなぁ、背中に刀を背負うようにしてこの軸を持って歩いとったんよ。

でもな、お父さんのんびりしとるから、私がシャーっと行って順番とるんよ。

後からのんびり歩いて来て、この軸をバトンみたいに渡してくれるんよ。

あの頃は若かったなぁ。

 

 

この話を何回聞いたか・・・

そんなに想い出あるんだったら、もっと早く表装しときゃよかったのに。

 

 

結願終わってからすぐ表装しようとしたんよ。

そしたら以外とおカネかかるってわかってな、

そんなに急がんでもええかぁ言うたら30年経っとったわ。

 

 

そういう所はのんびり屋の父に合わせるんよな。

 

 

今日でお盆行事も終わって、一通りの供養が終わりました。

明日からまた、母とおもしろおかしく過ごして行こうと思います。

きっと父とクロ犬は、いつもお空から見ていると思うので、安心させれるよう小競り合いをしながら過ごして行かなきゃね。

 

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