秋の味覚の王様~栗の渋皮煮

季節の手仕事

 

3連休、キミコの空地方も快晴続き。

でもまだこの足で動くのは心配なので、引きこもりです。

家の中では動きやすくなったので、思い切ってアレをやることにしました。

それは

 

栗の渋皮煮

 

 

秋の味覚~栗
毎年届く大量の栗、今年もこの季節がやってまいりました。 毎年3キロ~5キロの栗が一気に届くけど、今年は気候のせいか 「昨年より小ぶりで少量じゃわ~」と。 小ぶりなのもあるけど、しっかりした大きいのもある。 毎年預かった栗を全て渋皮煮にします...

 

秋の味覚~第2弾の栗が届いた
すっかり涼しくなってきたキミコの空地方。 秋の味覚のシーズンです。 先日届いた栗から 第二弾が届きました。 本格的に栗のシーズンが始まったのか、前回から3倍以上。 190個で4.2キロ 前回の分と合わせると250個で・・・5.5キロくらいに...

 

 

1ヵ月くらい冷凍保存していたのを取り出し、覚悟を決めて始めました。

渋皮煮は美味しい。確かに美味しい。でも、かかる時間を考えると・・・微妙な感じ。

 

今年の栗は全部で5.2キロ。数にして約250個。憂鬱になりながらもやりましたよ。いつかはやらないといけないし。

 

 

 

冷凍庫から取り出して、熱湯につけて5分おいてから鬼皮むきの開始。

熱湯につけておくと鬼皮が柔らかくなってむきやすい。むきやすいけど、数が数なのでね。

むいたモノは水につけておきます。乾燥するとこれも渋皮が破けてしまうので。

 

 

集中してやらないと、うっかり渋皮をキズつけてしまうと煮ている間に割れてしまうので慎重に慎重に・・・

しかし集中力なんてそんなに持つもんではないし、そりゃキズもつきますわな。

 

 

ハデに傷つけた・・・^^; これは栗ごはん用にしましょう。

 

朝9:00~鬼皮むきを開始して、全部終わったのは15:30。途中30分だけ休憩してぶっ通し。

ここまできたら、6割終わったと言っても過言ではありません。

 

 

次はお鍋に栗と栗が被るくらの水と重曹をいれて灰汁抜き。重曹は重量の7%の重曹を入れています。

お鍋2つを使ってやったので、それぞれの分量を使用します。

 

 

どうしてお鍋2つに分けてするのかというと、入るお鍋がない(ことはないけど)のと、交互にやったほうが効率がいい。

煮た後は流水で1つずつキレイに洗い流すんだけど、1鍋の栗を洗っている間に2鍋に火入れして・・・という感じに交互にやったほうが効率が断然いい。

この重曹を入れて煮るのを3回したら、後1回はお水で重曹抜き。

この煮る時に注意するのが火力。沸騰させて栗がお鍋の中で踊ったら、それだけで栗が割れてしまいます。

 

そう、栗はデリケート

 

毎年ここで油断して栗をお鍋で踊らせてしまうので、今年こそは!と火加減にも細心の注意を払いました。

いや、テキトーにしなかっただけ。

 

 

このね、1つずつ洗っていくのがすごい時間かかる。

特に1回目の水洗い。この1回目の水洗いが終わったら、8割私の勝ちです。←そんな気分なのよ。

 

 

何個か渋皮が傷ついているのもあるけど、まぁまあいいでしょ。この位なら。

 

重曹抜きが終わったら、後は甘味をつけます。

ここは大鍋に栗を全部入れて、お水は栗がかぶるくらい。

そこに重量の半分くらいのグラニュー糖を3回に分けて入れていきます。

 

 

今回はグラニュー糖2.3キロ。

計りを使わず1キロを袋の口を切って、そのまま入れる時の爽快感。1キロ袋丸々使う事なんてこの時だけですもの。

 

沸騰したら20分間弱火で。火を止めたら1昼夜おいて味をなじませます。

あとは、タッパーに小分けして栗の提供元さんへ半分戻して、半分は我が家でいただきます。

 

 

このうち、長期保存用に我が家の分は瓶に3本、密封にしました。

これで1年保存できます。一応冷蔵庫で保存するけど。

 

 

今年の栗も大振りで、とてもキレイな栗でした。

渋皮煮を始めて10年くらいになるのかな。

未だに渋皮煮の作業が好きになれません。まるで修行。

そもそも5キロを一人でやろうとする事自体がアホなのかもしれません。

 

でもね、この渋皮煮おすそ分けしたらすごく喜ばれる。大好きなんよ~って。

そりゃそーだわな。美味しいもん。

 

あー、秋の大仕事が終わったーっ!

すんごいプレッシャーの栗仕事。やっと終わったーっ!

来年はもうやりたくないけど、やるなら4キロ!

もしくはお手伝いを募集するっ!

 

 

 

 

 

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