月命日と誕生日と・・・お墓を作った話

行事のこと

1日は昨年旅立った父の月命日。そして8月1日は父の誕生日。生きていたら85歳。

母とお参りに行ってきました。

お誕生日を兼ねてなので、白桃をお供え。

 

 

元々我が家(親戚一族)の墓地は山の中で、獣道をかき分けながらお参りに行っていました。

20年位前に道路が整備されて、今では車で行けるけど、それでもかなり鬱蒼としています。

今でもその場所にご先祖様は眠っているので、当然父もその場所へ行く予定でその墓地の周りの木が伸びれば切り、草が伸びれば草を刈り・・・何件もお墓あるのにほとんど父が整備をしていたなぁ。

父が出来なくなってから、当然その整備も私が引き継いでいたけど、父の記憶がまだしっかりしていた頃

『この場所じゃ私が一人になって来るのが大変じゃし、ワシはここには来とうない。別の場所を探さんといけんなぁ』と母に言っていたらしいです。(←私はその話を聞いていない・・・)

なので、父が旅立った後 さぁどうする!となりまして・・・

このご時世なので、お墓はいらないんじゃないか?という話もしたけど、やっぱり手を合わせる場所が欲しいなぁとなり、建立した次第です。

 

元々お墓いらないんじゃないかと思ったのは、引き継ぐ人もいないし、少なくとも私が生きているうちに墓じまいをしなくてはいけないというのが理由でした。(お参りに行きたくないとか、掃除がイヤとかそういう理由ではないのよ)

それでも母は『お墓作らないとかありえん!』とほとんどケンカ状態。

 

父が亡くなった後、たまたまご縁があってお墓の話をした時、私の住む地域では珍しく

墓地に車が横付け・バリアフリー・水道完備

の霊園があって、今なら空きがあります!(セールスに引っかかったワケではありません・笑)って。

何より私が即決したのは、私がそのお墓に入って33年経ったら墓じまいをしてくれる という事。

私の目の黒いうちに墓じまいをしなくて済むし、私も入れるとなったらこんないい話はないじゃないか!と言う事でその場所に決めたのです。

管理人さんがいるので、木を切ったり草を抜いたりする事もない、お水も持っていかなくていい。

当然管理料や別途契約を結ぶ必要はあるけど、自分が将来入る場所を確保できたっていうだけですんごい満足感。

我が家から車で10分位の場所ではあるけど、いざとなったらタクシーでも行ける。

それにバリアフリーだから、母が足が悪くなっても連れていける。

我ながらいい買い物したなぁと満足感でいっぱい。

 

いくらお墓が出来たからといって、管理人さんがいるからといって、やっぱり手を合わせてなんぼですよ。

供養をしないと意味がないんですよ。

私の目の黒いうちは、出来る限りの供養しないとね。

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